日々氏子さまの各ご家庭の神棚や会社、法人様の神棚のお祓い(家内安全、身体健康、商売繁盛、社運隆昌等)に宅神祭としてお伺いするのですが、ある時この様な質問を頂きました。「神棚にお供えするものでお米は生の米でなく、炊いたご飯でもいいのですか?御仏壇に炊いたご飯をお供えした際にそう思いました」とのこと。こちらの氏子さんはなんて敬神崇祖(神様、御先祖様を敬う気持ち)の有られる方だと感激いたしました。お米に限らず、野菜等でも調理した物をお供えしても宜しいです。神主がお読み上げ致します祝詞の中にも生のままのお供え物を、「ためつもの」、調理したお供え物を「たなつもの」といい、読み分けて神様に御奉告致します。大切なのは「思う気持ち」。人に対して、物に対しても思う気持ち、敬う気持ち、改めて私自身見つめ直す事ができた有意義なひと時でした。
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